ひきこもりマルチリンガルw

低レベル日中英マルチリンガルw ( 育児ブログ反省・カナリア・モルモット・TV・アプリ )

育児成功談に、ご注意!

本日は、某事情により、4年以上前にブログった内容を
改めて、こちらに、記録させていただきますわ。
え?手抜きじゃございませんのよ!!ほほほほ
それでは参ります!!

【 あやしげな育児ブログの数々 】

今日は
思いっきり「愚痴」「心情の吐露」でございます。
もっとも、私生活に関する愚痴ではありません。
「よそ様のブログ」に関する愚痴です。

さて
問題となるブログは「育児ブログ」に多いものです。
なぜかといいますと
一般的なジャンルのブログでしたら
必ず、「知識/情報レベルの高い」ブロガーさん達というのが
存在しておりまして、
あやしげな情報を流しているブロガーがいると
意見や批判を受けて、是正されたり淘汰されたり
....となるわけなんですが
「育児ブログ」に関しては、それが、できにくいからです。

なぜなら、
育児ブログは、殆どが「個人体験」或は
ある小さな団体の中の体験が中心となっておりまして
「明らかな過ち」を指摘されても
(医療的な誤認識など一部をのぞいては)
ブロガーが
「でも、これは、【私の】体験ですから」
「うちの子は、こうなんです。」
と、主張して「逃げる」事ができるからです。

実は
ここのところ、友人達の紹介で
数個の「育児ブログ」を拝読し
「バカな事書いてんなぁ」
と、最初は、受け流していたんですが
そのうち、いくつかの
「育児ブログの暴走」に対して
懸念が生まれて来たんでございますよ....

それは....
.....
これらの
「経験者から見たら」
井の中の蛙どころか
試験管の中のアメーバほどに
器も世界も体験自体も小さいブロガーが
ブログに綴る
「育児アドバイス」を
真に受けている「新人さん」も
いるんじゃないか...と、言う事です。

経験者から見たら
「んなわけねーだろww」と一笑しておしまいな内容も
周囲に育児経験豊富な家族や親戚のいない新人さんや
経験豊富な家族や親戚に相談できない環境にある新人さんを
惑わす事があるんじゃないか、と言う事です。

そもそも
ブログの育児体験を「参考」にするタイプの
新人さんには、周囲に、信頼して相談できる
育児の先輩がいない事が少なくないんじゃないでしょうか?

「親バカ」という言葉がありますが
「親バカ」ぶりにも
「愛すべき親バカ」と
単なる「親・バカ」があるんです。

自らが発展途上段階であるのに
少ない体験に自己陶酔し
自分の育児を正当化するために
他人の育児に批判の目を光らせ
自分より経験の少ない人を「啓蒙」しようとする
育児ブログを書いているのは
「親・バカ」です。

この様なブログには
「愛すべき親バカ」の育児ブログのような
微笑ましさや、真摯な感情を
見いだす事ができません。

それでは
ここで、ひじょぉぉぉに僭越ながら
「啓蒙」めいた助言を
求められてもいないのにしまいますので、
はい、石でも何でも投げてください!!

【 啓蒙的な育児ブログには特に要注意!】

育児の新人さん達...

育児ブログの醍醐味というものは
「わぁ、よその親御さんも親バカなのね」
と楽しんで読んで共感する所にあると思います。
自らも書き、他人の話も読んで、盛り上がる...
これは、非常に、健康的な
育児ブログの活用法だと思います。

育児段階なんてすんでしまえば
育児ブログを読む気にもならないもんじゃないでしょうか。
少なくとも手前は、そうでした
(が、最近、友人の勧めで「問題ブログ」を読んで、
 たまげたわけでございます)。

とりわけ子供好きな方や、
児童教育などに携わっている方でもなければ
育児ブログを心の底から楽しめるのは
育児まっさい中の時代くらいなんじゃぁないかと思うのです。

しかし、育児ブログの中には
例えば
乳幼児より、ちょっと上の段階
小学生低学年程度で
さらに一人しか育てていないという
極めて限られた体験しかしていないのにも関わらず
全く門外漢の事に関しても「断言」したり
「助言」したり「啓蒙」したりしているものがあります。

そんなブログは、
「常識」と「冷静さ」と「客観的な視点」で
読めば、すぐに、わかるものですが....
育児の新人時代というのは
かなり客観的な人であっても
「惑わされてしまいやすい」時代でもありまして
つい
そんなブログに、ひっかかってしまいがちなものなのです。

何しろ、
子供が「中学生以上」になっても
いわゆる「育児ブログっぽいブログ」
を書いているブロガーさんなんて、あまり、いませんし
中学生以上の子供に関して書いているブログというものは
これまた同じく中学生以上の子供のいる親御さんが
楽しみ共感できるようなブログになっているわけです。

(いわゆる「中学受験ブログ」に関しては、ここでは
 ふれません。手前は、近年の日本の中学受験は
 全く存じ上げませんので。)

そして、中学生以上の子について書かれたブログには
"商売的な目的でもなければ"
その子の幼児時代について、詳しく云々
記録した内容は、非常に少ないものです。

育児の新人さんが
自分の子供よりも、ちょっと上の年齢の子供の
ブログを読んで「参考」にするのは
非常に危険だと、手前は考えております。

子供というのは、発展途上な存在ですから。
成人して、やっと、あの段階では
どうだったと、ふりかえれるものなんです。

もっとも、成人後の親の書いたブログでも
例えば、
「成人した一人っ子を有名大学に入れた」母が
「こんな幼児教育を行っていた」
なんぞと、つづってあるブログなどの多くは
上に書きましたように
非常に「商業的」でありますので、要注意です。

【 育児成功談は参考にならない!! 】

結局
他人の育児から
何か参考にできるとしたら
「成功談」は
まず参考にならない、
と思ったほうがいいでしょう。

むしろ、失敗談にこそ
参考になるものがあるのです。
(ただし、失敗談の仮面をかぶった成功談にはご注意。)

「成功談」というものは
育児新人時代の親御さんに
夢を見させてくれますが、
そうやって夢によいしれていると
冷静な判断力が衰えてしまいます。

悲観的になる必要はありませんが
育児に夢を見るのは、危険です。

育児新人時代に夢を見るのなら
損得の無い
純粋な夢、
まさに、赤子の見ているような夢を
たっぷり見たら良いんじゃぁありませんか。

子供の将来に
【具体的な夢】を描くのは
一種の親の野心、そして
親の夢を子供に「託す」と称して
押し付ける事です。

そんな夢を、つい、新人さんに
見させてしまう成功談ブログには
特に注意しましょう。

うまい話には、裏が、あるのです。

そして、
体験者の目から見たら
それは裏でもなく
表に、いやというほど露呈されているものなのです...。

「天才を育てる」(笑)
「早期教育」
「バイリンガル」
「マルチリンガル」
「ギフテッド」
育児ブログの主テーマに
この様なキーワードが掲げられている時は
それを一種の「警鐘」と
みなして注意力を高める必要があると思います。


厳しい内容になってしまいましたが
育児の新人さんが
情報の海の中や
「成功談」の夢に溺れず
"冷静かつ客観的"な視点を忘れずに
情熱的かつ主観的に育児時代を楽しまれる事を
祈ってやみません。

( 2010-01-25 23:40:07 更新 )


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英国のギフテッド教育・ブログは人なり

本日連続更新になりますが、某事情により(爆)、やはり4年半以上前、
ギフテッド育児ブログと英国のギフテッド教育に関して
ブログったものを、こちらにも改めて…
( いぇ、ほんっとうに、手抜きじゃございませんのよーーーっ!!(爆) )
それでは、参ります。

【 痛いギフテッド育児ブログ 】

ひょんなことから、英国でギフテッド児童を
育てている日本人のお母さんのブログにたどりつきました。

思いますに
「文は人なり」
「ブログは人なり」
でして、本人は、うまく、ごまかしているつもりでも
あるいは、まったく、意識していなかったとしても
文章やブログには、人格が
どっぷり露呈されてしまうものでございます。
特にブロガーさんが
読者さんから、コメント欄で、
まっとうな疑問をぶつけられて
感情的なレスを書いている際、
この方の人格は、痛々しいほどにわかってしまいます。

醜いものを見たい人ってぇのは
それほど多いとは思えないんですが
(ただ、いるには、いるんだろうと思います)
手前も、その一人で、何か
醜いものを見てしまうと、閉口し
暗澹とした気持ちとなりましてね
それを何とか昇華しようとするのが
このブログの目的なんでございますよ。ほほほ。

さて、この問題のブログですが
ブログの主人公であるギフテッド児童の
音楽も学業も天才的なものの日常生活
(身の回りの行動)に問題ありで
バカにされてきた(凹凸性)、だの
「TV出演を懇願されている」だの知名度だの、
とどのつまり、このお母さんの主張するところの
「ギフテッド性」が、
いかに、このお母さんの「自己申告」とおりで
あろうとなかろうと
日本にいる間「バカにされてきた」
そのリベンジを今、英国でブログを書くことによって
はらそうとしているようにしか
手前には思えません。
そして、こういったリベンジ心というのは
客観性や冷静性を失わせる要因の一つとなります。

また、この手のリベンジ志向の強い方というのは
ご自身にコンプレックスが、かなり強かったり
自意識過剰だったりする傾向があるというのが
手前の少ない人生経験で数多くありましたし
人の言動は、その方の内心を
鏡のように忠実にうつしてしまうものなんでございます。

例えば
他人の妬みの被害を受けていると騒ぐ方は
本人自身が他人に対して妬みの心を抱いてたり
本人の世界が狭く井の中の蛙状態になっている事が
ほとんどでございます。
例えば、
誰かの真摯な言葉に対して感情的になり
罵詈雑言で返していたりすると
その罵詈雑言自体が、すべて、まさしく
発言者である自身に対する罵詈雑言なのである
というのが、冷静な第三者の目には
明らかすぎるほど明らかなのですが
知らぬは本人ばかりなり、という
ある意味、痛々しい状況ともなるものです。

このブログのお母さんは、コメント欄で
「専門家の診断を受けてみては?」
「ギフテッドという言葉は、まだ、はっきりと定義ができていない」
「バランスのとれたギフテッドもいる」
という、他のギフテッド児童の親御さんからの意見を
受けて
揶揄するような態度から、過剰に感情的な態度に移行し
「あなたは自分の子供だけがギフテッドだと思いたいのでしょう」
というような事を言っているのですが
それこそが、まさしく、
このお母さんの本心なのではないでしょうか?
要するに、他人を妬むのも、このお母さん、
自分の子供だけがギフテッドだと思いたいのも
このお母さんなんでございますよ。

まぁ、それだけの話ってやぁそれだけですし
読まなければ良い…と言えば、その通りでございますが、
イギリス、ギフテッド、などというキーワードで
検索して、このブログにたどりついた方が、
このブログを読んで、一体どんな気持ちになるか
あるいは、英国のギフテッド教育というものに
誤解する事もあるんだろうなぁ、と考えますと
本当に、ネットでの情報、特に、ブログでの情報は、
懐疑心とともに、冷静に「眺める」事が
必須だなぁ、と、つくづく痛感した次第でございますよ。

【 息子の体験した英国のギフテッド・プログラム 】

ギフテッドとは全く無縁の我が家ですが
実は、長男は、小学生時代に
算数と美術と一般の無料ギフテッドコースに
学校の推薦で参加しておりまして(笑)
英国のギフテッドというのが
明確な定義は未だ無いに等しく、
広範域を対象とした教育政策の一環であり、
日本と比べて、どれだけ恵まれているかは
はなはだ疑問であるし、
実態は、理想からは遠いのではないか、と、体験から感じました。

我が家の子供らはギフテッドではなく
また学校で問題もあったためしがありませんので
私にとっては、英国で、ギフテッドに対する
一般大衆の認知度が高まろうが否が
個人的には痛くも痒くも無いところなのですが
実際に、ギフテッド児童をかかえた友人達の苦労話などを
聞きますと、この分野に対する理解が深まることを
願わずにはいられませんし、
もっと学ばないといけないとも思っております。

こんな毒舌ブログ(笑)を
「イギリス、ギフテッド」というキーワードで
検索して、ご足労くださる方もいらっしゃると思うので
ギフテッドと若干、関連のある内容を
ちょっと、申し訳程度に、載せさせていただきますが
英国の公立小学校の「融通性」は
おそらく日本より高いのではないでしょうか。

子供らの通った学校、および、同じ地域の学校では
授業によってクラスの子供らを「習熟度別」に分け
違う宿題や課題を与えるのが基本であり
こうやって、できる子が飽きないよう、また
できない子が、落ちこぼれないよう、留意し
それでも対応できない児童、例えば
長男および次男のクラスメート二人
(姉妹)は、異例の飛び級をし、
小学校から中等学校にも1年早く入学しております。
ただ、この飛び級や、進学は、各教育自治体により
方針が異なりまして、この点、英国なら
どこでも同じというわけではございませんし
日本と比べて英国が「ギフテッドの天国」
であるとは決して思えません。

あくまでも、英国における「ギフテッド問題」は
広範域な「学習障害」や「社会的に問題をもつ児童」
らが中心となるSEN ( Special Educational Needs )
特殊教育の一環として、対策をとられており
同時に、「ギフテッド」に対する一般認識は
自閉症や学習障害よりも遥かに低く
ギフテッド児童がドラマ化された日本ほど
注目度も、「勘違い保護者」の数も
多くないというのが個人的な印象でございます。

「ギフテッド」という言葉に踊らされた親から
適切な保育や指導を受けるチャンスを
阻止されてしまう子供が増えないことを
祈りつつ、本日は、これにて失敬つかまつります。
( 2010-04-03 02:49:35 更新 )

ご読了ありがとうございました!
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