ひきこもりマルチリンガルw

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第三子と第四子以降・iOS8アップデート(追記2)

「シュタイナー教育入門・子どもが生まれる順番の神秘」
( カール・ケーニッヒ著 / そのだ としこ訳 / パロル舎 ) 
本日は、いよいよ、抜粋その4
「ひとりっ子」「第一子」「第に子」に続き「第三子」でございます。
本当に、なぜ、こんな素晴らしい本が絶版(涙)??
電子書籍での再版を強く希望いたしますわ!
では、第二章117ページ途中から抜粋を始めます。

【 部外者:第三子 】
三番目のこどもは部外者として出現します。
この見知らぬ他人が突然現れて、ふたりの共通の生活の場に
自分の居場所をつくり出すと、最初のふたりはお互いを受けいれて、
ふたりの人生を分かち合い始めます。そして、この三番目のこどもは、
たった一人で最初のふたりに対抗することになります。
最初のふたりは、その成長過程でかなりの時間をかけて
お互いを知り合って来ています。ふたりは、仲良くすることとか、
お互いを動かせない事実として認め合うことなどを学んできているのです。
そこへ突然、新参者が現れます。
最初のふたりがこの三番目に立ち向かうのは全く自然の成りゆきなのです。

人生の最初の一歩から、三番目のこどもは見知らぬ他人です。
まず、少し離れたところに両親の領域があります。
そして次に、最初のふたりによって占められた別の領域があり、
最後に、一人取り残された自分の領域があるのです。
もし、第二子と第三子の誕生の間に数年以上の間隔があれば、
第三子の占める位置は特別な意味をもちます。そして、たとえ
その間隔が二年ほどしかなくても、部外者としての刻印が
この新しい到来者に押されることには違いがありません。

少しずつではあっても、第三子は、最初のふたりの兄か姉の
輪の中にはいっていけるよう働きかけていきます。
そのためにはどんな努力も惜しまないでしょうし、
自分の前にいるふたりの走者の尊敬すべきパートナーになろうと、
あらゆることを試みてみるでしょう。けれども、もし、
この第三子が闘争心というものの希薄なこどもである場合、
その子はこういった努力をするよりも、むしろ
拗ねることを選ぼうとするでしょう。

さて、今、私たちは第三子のもつふたつの基本的な性向に
気づかせられています。
第三子は隔たりというものを感じさせられています。時には、
すべての人から遠ざけられている、と感じることもあるでしょう。
もっとも、この孤立感はひとりっ子が感じているものとは全く違います。
ひとりっ子は、孤立はしていても、
その孤立は他の人間よりも上にいる、ということです。
ひとりっ子は最初の子にのみ与えられる特権すべてをもっています。
第三子の感じる孤立感は、これとはひと味異なった意味合いを帯びています。
第三子は劣等感という痛みを抱えているのです。
この子は他の人間の中の一員になりたいと憧れています。
それなのに、他の人間は自分の存在に無関心で、
自分と友だちになりたいなどとは思ってもみません。
第三子はこのことをいつも強烈に感じているのです。

こういった劣等感を抱いて悩んでいる人はたくさんいます。
けれども、その人達にとって、この種の劣等感は、
時として自分を襲ってくる一過性のものでしかありません。
第三子にとってはこの劣等感こそが
その社会性の基本となるものなのです。早い時期から、
第三子は自分がやっかいな位置にいることに気づかせられます。
第三子は家族の輪の一員でありながら、しかも、そうではないのです。
第三子は輪の中にいるのと同じくらい輪の外にいます。
他の人たちの一員になりたいと憧れ続けて、しかも、一度として
そうなれたことがありません。

これまでに述べて来たことからもおわかりいただけたでしょうが、
その位置している場所のおかげで、第三子すべてに
大変複雑な性質が生まれてきます。まず、他の人すべてに対して
かなりの不信感もつようになります。
自分が無視されたり、拒絶されていると感じて、そこから
二通りの反応を示すようになっていくようです。
自分の殻のなかに引きこもって、世の中を敵にまわし、
柵や壁を自分のまわりに張り巡らしてしまうか、あるいは、
これ以上は無理だという限界まで自分の力をため込んで、
一気にすべての力を爆発させてしまうか、そのどちらかです。
この爆発力は第三子ならではのものすごい威力をもつもので、
あらゆることを克服してしまうほどの力をもっています。
( 略 )

【 第四子以降 】
第四子からは、最初の三つパターンが繰り返され、
それは娘であろうと息子であろうと変わりません。
第四子は第一子のように因襲的ですし、
第五子は第二子のように無頓着ですし、
第六子や第九子は第三子のもつ様々な特質を帯びています。

もっとも、この第四子以降のこどもたちについては、
その特徴が最初の三人の運命ほど、顕著ではありません。
最初の三人は人生という舞台で重要な役割を演じるのですが、
それ以外の人たちは、どちらかといえば、裏方にとどまります。
この人たちはセリフのない役者であり、
合唱団の一員ではあっても、ソリストではありません。
( 略 )

人間をめぐる三つのタイプは、その人の社会的な宿命を
あらわしているといえるでしょう。
第一子は過去を守り、第二子は現在に生きて、
未来を準備するのが、第三子です。
過去を守る人は統治者です。
現在を生きるこどもは芸術家です。
未来を準備する人はすべての理屈を超越しています。
人生の偉大なる巻物をつくるためには、この三人のうち、
ひとりとして欠かすことはできません。
( 略 )


【 ここまで記録して、感想 】
夫ウザヲ、、実は、姉ふたりの弟、末っ子、第三子
なんでございますが…、確かに部外者かも(爆)
まぁ、あまり、疑い深くはございませんが…。
心なしか、第一子や第二子、ひとりっ子と比べても
第三子に関する記述は、あっさりの様にも感じました。

もっとも、この抜粋は、ほんの一部に過ぎず、
この本自体は、著名なシュタイナー教育者が
シュタイナー教育学の独特な宗教的・精神世界的側面から
兄弟姉妹と家族の中での位置づけを
豊富な典例と知識・経験を活かして説いた本ですので
絶版ではありますが、図書館古書店で探し
実物を読まれること強くおすすめ申し上げます。

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【 iPhone をiOS8にアップデートいたしました 】
ところで、第三子の部分をiPad miniで入力している傍ら
iPhoneをiOS8にアップデートいたしました。
午後6時過ぎからダウンロードを始め、
インストール全てが終了するまで2時間近くかかりましたが
ファミリー共有( 複数のApple IDを1アカウントのクレジットカード情報で一括管理)など
あちらこちら便利になっており嬉しいですわ。

「ヘルスケア」という
緊急時にアレルギー情報や薬情報なども表示できる健康管理アプリと、
「ヒント」という
iOS8の変わった点と使い方を完結明瞭に説明したアプリが付きました。
そうそう、これは良い案…と申しますか、他のスマフォのように
もっと早くから、やっておくべきだったと思いますわ!

Bluetoothを使ったAirDropでさえご存知ない方が結構いらっしゃいますから。
アンドロイドや他のスマフォでは、とっくの昔にできていたものの、やっと
昨年でしたでしょうか、iPhoneにも加えられた便利な機能なのに、
ほんとうに、もったいないことでございます…。

それから、前回のアプデでも起きたのですが、
今回は、スムーズにアップデートされたと思ったところ、
iTunesで買った曲の一部のアルバム・アートワークや
アーティスト写真が消えておりますっ!!!
また、入れ直さなくては…。まったくもう…!!
林檎屋さん、しっかりしてくださいねっ!!!

*追記*
この曲を買ったApple IDでログインしなおしたら
アートワークやアーティスト写真が全て戻って来ました。
リンゴ屋さん、怒ってごめんなさい。ほほほほほ

*追記2*
やはり、一部の曲が削除されていることが判明!
朝、iPhone目覚ましが鳴らなかったので、変だなとチェックしたら
目覚まし用に設定していた曲が削除されておりました(涙)。
削除が判明したものだけでも10曲はございまして
複数のApple IDで購入したものだったので、しかたなく
PCに同期させて入れ直しました。
Appleーーー、ちゃんと、この不備、直してよ!!!


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