ロビン・ウィリアムズの訃報と自省

朝、TVをつけたら、BBC Breakfastというニュースワイドショーで

ロビン・ウィリアムズ( Robin Williams )が亡くなった、しかも

自ら命を絶った可能性が高いと報道されていて驚きました。

でも、亡くなったというニュース事態には驚いたものの

自ら命を絶ったという部分に関しては驚いてはおりません。

ただ、まだ、遺書の報道も見かけませんし

死因は窒息ですが、まだ、事故死の可能性だって

あるんじゃないかとも思います。

英国のニュースチャンネルでもフランスのニュースチャンネルでも

ずっと、訃報・特別ニュースが続き、ネットのニュースを見ても

いかに、多くの人の心に触れ、いかに愛されていたかが

伝わってまいります。

それでも、

ウツで悩み、アルコール中毒に悩み、

家族にも恵まれていたようなのに、

心の安静を得られなかったのは、なぜなのだろうと

考えずにはおられません。

有名人ならではの苦悩…

アーティストならではの苦悩…

一般人には想像もつかない苦悩もあったと思います。

最近、

素晴らしい業績を残した方々の訃報に触れる時

大河ドラマで昔の偉人の人生を眺める時

花子とアンを見ている時でさえ

つくづく反省するのは

わたくしというニンゲンが、50年以上生きてきて

驚くほど、社会に貢献していない、という事でございます。

長男タローを授かって以来、全く仕事をせず

かといって、家事や育児も手抜き、単に

息子たちの時間枠に完全に合わせて、それのみに集中し

ストレスなしで生きて来ただけ。

それを可能としたのは、夫ウザヲのおかげで、感謝しておりますが

息子たちが大学生・高校生となり

母のサポートは一切必要としなくなった今でさえ

はっきり言って、自宅警備以外( 守る物も無いのに… )

プラスアルファになることは

「何もしていない」

生きていくのに必要な最低限の家事さえも大してしていないくらい

「何もしていない」

何もする必要がないほどお金があるわけでは全然ないのに

贅沢と高望みをしなければ生きていける社会と時代に恵まれた幸運だけで

怠惰に何もせずに生きている…

こんな生活を送っていることに、罪悪感が否めません。

別に

何もしていないことに飽きたわけでも

今の生活が不満なわけでも全くございまませんが

だからこそ、余計に罪悪感が増し、

心の底から反省せずにはいられないのでございます。

こんな、もったいない…無駄な生き方をして、すみません…

ロビン・ウィリアムズは

常に努力を重ねて充実した有意義な人生を送られて来たことと思います。

それなのに、

ウツとアルコール中毒に悩まされていた…

それが、わたくしには、

別の意味で、また、

もったいなく感じられます。

常に努力を続ける方だからこそ

苦しみ悩んだのかもしれませんが

なんだか…

もったいない…

あんなに輝いていた人生だったのに…

もったいない…

あんなに、たくさんの人を幸せにしてくれたのに…

もったいない…

もっと、

幸せにラクに生きれたかもしれないのに…

もったいない…

もったいない…

右上は、右下のお嬢さん25歳の誕生日祝いのツイート

左上は、このあいだ、63歳の誕生日にインスタグラムに投稿した写真

こんなに優しい目をしているのが悲しい…

どうか、心安らかに…

FRANCO PIERSANTI double per chitarra - YouTube

なんだか暗いグチ更新になってしまい申し訳ありません。

明日は、明るい話をブログりたいと思います。