息子達が見た日本男性と母の化粧!(涙)
本日は、英国育ちの息子達が、子ども時代、日本男性に抱いていた
意外な印象について、ブログらせていただきますわ。
ことの始まりは、長男タローによる母の化粧への厳しい批判と
謎の発言から…でございます…。
*2005年3月24日*
【 長男10歳から母の化粧に痛烈な批判が!】
今日、学校に行く時に、1分だけ化粧をしていたら
いつもの如くタローに文句を言われた。
↓
「ママなんで化粧すんの?化粧なんてファッションじゃんっ!やだなぁっ」
「ファッションばっか気にして!」
↑
ちなみに、私は、むしろ、世間レベルから見ると
ファッション性ゼロだ。
服を選ぶ基準は、素材とポケットの数。
季節ごとに2種類ぐらいの組み合わせしか着ないという
私服が制服レベル、他人に同じ服を見られることなど
一切気にしないし、化粧に5分以上、費やしたことはない。
それなのに、なぜか、毎朝、上記の文句を言われる。
今日は時間に余裕があったせいか、
タローの攻撃は、さらに続いた...
↓
「ママ、化粧するとね...オマケに見えるよっ!」
?????
私「あの…、オマケって、どういう意味で言ってんの?」
タ「あれ?オケマだっけ?ほら、女の人みたいな男の人。ホモの人とか。」
私「それはね…オカマだよ…」
確かにオとマは共通だが..
というか、問題はそこではない。
それに、
ホモの人とか…というのも微妙に認識が違う....。
そこを明白にすべきかいなか逡巡していると
得意気に、
「ママ、オカマみたい」を繰り返す長男であった....
以前から、長男は、よく、
「ママ、化粧すると、男っぽく見えるからイヤ」
と、言っていたが、
男っぽい=オカマの意味で言っているとは今日まで気付かなかった…。
*2005年4月29日*
【 今、明かされる「オカマ」発言の謎!!】
この度、東京の某ビジネスホテルの一室で
下のコンビニで買った朝食を食べながらテレビを見ている時
タローの
「ママの化粧=おカマ」発言の謎に
一歩迫る事実が発覚したので、謹んで、ご報告申し上げます。
それは、私が、
「北海道ミルクで蒸した蒸しパン」の
包装紙を眺めながら
「結構おいしいじゃん?」
と、味わっていた時のこと…
あるチャンネルに合わせたタローが、いきなり叫びました。
↓
「あっ、ママ、オカマだよ。オカマがいるよっ!!」
↑
(差別的な口調に聞こえるので何度も注意しているのに…)
「オカマって日本で言わない約束だったじゃんっ?!」
と、タローをとがめながら画面を見ると
そこに映っていたのは...
↓
「長七郎江戸日記」の里見浩太朗のどアップ
↑
長七郎が芸者に化けて事件を調査しているところ
というわけではなく、
ごくフツーのちょんまげ姿…
な、何故?
何故、これが、オカマなの?
この「ちょんまげ姿」と
私の化粧と
何の関連があるの?!!!!
と、漠然と、ブラックホールに向かう様な神妙な心持ちで
タローに
「あの....どうして、オカマなの?」
と、聞くと、
その答えは…
↓
タ「だって、女の人みたいなんだもん。」
私「へっ?女の人みたい??」
(サムライってのはマッチョな役ではないか???)
タ「だって化粧してるし、目が女っぽいよ。」
化粧???
どこが....??
と、改めて、長七郎の顔を見ると
化粧というより、単なるメークだ、時代劇メイク
確かに、
ばっちり、メークは、している。
メーク、つまり、化粧だ。
しかし、時代劇を見慣れた私の目には
濃いめに描き足された眉毛もドーランも
ぱっちり目元も、言われて、よく見れば、
確かに、少女漫画・宝塚的なのに、全く認識されていなかった。
それが、時代劇免疫の無い長男には
「メーク=化粧」として認識されたわけだ。
なんて新鮮な発見だ!
だが、それは、つまり
「ママの薄化粧」=「時代劇メーク」
なのか??!!!!
ちなみに、私は、ドーランいや
ファウンデーションでさえ塗ったためしがない!
( ↑アレルギー体質のため。但し、日焼け止めクリームは塗る。)
いや、さすがに、それは、無い…はず...。
ありませんね、はい。無いと言って…。
一言ことわっておきますが
私は、里見浩太朗とも、全く似ておりません。
時代劇の登場人物で選ぶとしたら
うるさい町人オバチャン的な外見です。
【 日本男性がオカマに見えてしまう!】
「ママはオカマ~」発言が日本では出なかったのは幸いでしたが
実は
「ママ、オカマだよっ」
と、本人はヒソヒソ声のつもりでも
周囲にシッカリ聞えてるんだよレベルの声で「囁かれる」事は
何度もありました。
タローの目には「オカマ」と認識される
「フツーの今時の若い日本の男の子」が
いかに多いかを、改めて認識したのです!
もともと、日本男性には、
オカマっぽい雰囲気やゲイっぽい雰囲気があるのかもしれません。
英国でも、
日本人男性は、ノンケ( ストレート )でも
ゲイだと誤解されやすいんじゃないかと思います。
【 化粧:The 幼児時代の反応(爆) 】
ところで
次男ジローの方は、ママの化粧をどう思っているか、ですが
私がメークしていると、そばによって来て
いそいそと
「ぼくも~、ぼくにも~、めめやって、めめ~。まゆげも~。」
と
化粧をしてもらいたがります。
そして、
実際に付かない様に柔らかく、眉毛や瞼を、アイライナーでなでてやると
「かがみぃぃ」
と
鏡を見て、満足そうに微笑えんでおります。
その後
「まつげも~。おくちも~。」
と
あくことなき美への追及が続くのですが
口紅もマスカラも
付かない様に付けたフリをするのは難しいし
何より減るともったいないので「だめっ」と禁止しております。
昔を思い起こせば..
タローも確か5歳くらいまでは
化粧してもらいたがっておりました。
それにしても、
男の化粧・オカマ・ゲイなどについて
学校で友達から覚えてくる情報は偏見が強いので
今度、日本で、ついに獲得した
「アタックナンバーハーフ」と
「アタックナンバーハーフ2」の
映画DVDを息子たちと観ながら、話あってみるつもりです。
(あぁ、なんと教育的かつ建設的な母でありましょうか!!)
*2014年9月5日*
【 その後の息子たちの日本男性観 】
その後も、日本で、
単に礼儀正しく穏やかに話しているだけの店員さんや作業員さんの
喋り方が女っぽい、と、勝手にゲイと決めつけ
「日本には、ゲイが多い」
と
納得している息子たちでございました。
ジローなどは、急患で、お世話になった、人当たりの良い
優しいお医者さんのことを、病院からホテルに戻ると、即、
兄に
「お医者さん、ペドファイル(小児愛好癖者)みたいだった。」
と
報告しておりました(涙)。
話し方が、ソレっぽい…と(涙)。
すると、タローも、
日本には、ペドっぽい話し方の男の人が多い、と同意しておりました…。
もっとも、息子たちは、
日本、東京が大好きで、その理由の一つは
↓
「日本の人は、みんな、ハッピーに見える。楽しそう。」
震災の年の年末にでさえ、こう、申しておりました。
この「日本人はハッピー」印象は、
他の英国の方からも伺ったことがございます。
英国の方の表情も別に暗くはありませんし
フレンドリーな方も決して少なくございませんが
そういえば確かに、東京の街角は、
我が家の住む英国の田舎では決して感じられない(爆)若々しさや
ワクワク昂揚感・ウキウキ感、煌き( キラメキ )…に
溢れていると、わたくしも思いますわ。
ご読了ありがとうございました!
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— Nae Takara 苗 (@ZettaBlog) 2014年8月22日
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